下記のような症状が続いているのであれば、アレルギー性鼻炎・副鼻腔炎(蓄膿症)かもしれません。
風邪が長引いているのか鼻づまりがなかなか治らない | 夜に眠るときに鼻がつまって息をしにくい |
どろっとした鼻水が出る。 | 鼻水がたらたら流れてくる |
ティッシュペーパーは手放せない |
副鼻腔炎(蓄膿症)ってなんのこと?
副鼻腔が炎症を起こすことを、「副鼻腔炎」といい、副鼻腔に膿がたまると「蓄膿症」と呼ばれます。
副鼻腔炎は、ほとんどの場合は急性鼻炎(鼻かぜと呼ばれるもの)が長引いたことで起こります。細菌やウィルスによって副鼻腔の粘膜に炎症が起きて、細菌などを鼻水と一緒に外に出す力が弱まり、膿が副鼻腔の中に溜まってしまった状態です。
溜まった鼻水、膿や細菌などが副鼻腔の粘膜を傷つけ炎症を起こし、それが原因で病原体も増えてさらに炎症が治りにくくなるというように悪循環に陥ります。
副鼻腔炎(蓄膿症)セルフチェック
以下のような症状があれば、単なる鼻づまりではなく副鼻腔炎(蓄膿症)かもしれません。
- 鼻づまりが長い間続いて息がしにくい
- どろっとした黄色~黄緑色の鼻水が出る
- 鼻をかんでも奥に残っている感じがする
- 鼻水が喉に回る
- 鼻がつまって眠れない
- 口や鼻から嫌なにおいがする
- 鼻声になったり声が上手に出せない
- 頭が痛い、重い
- 集中力がなくなる
- においや味が分からない
アレルギー性鼻炎と蓄膿症の違いって?
風邪などの急性鼻炎も花粉症などのアレルギー性鼻炎も副鼻腔炎(蓄膿症)も主な症状は同じで、くしゃみ、鼻水、鼻づまりです。
そのために、「症状が長引くので花粉症かと思ったら蓄膿症だった」と言いうことも起こりうります。
慢性副鼻腔炎(蓄膿症) | 急性鼻炎(風邪など) | アレルギー性鼻炎(花粉症など) | |
原因 | 細菌やウィルスなどの病原体 | 細菌、ウィルスなどの病原体 | 花粉やダニなど |
症状 | どろっとした鼻水、鼻づまり、嗅覚異常、頭痛、集中力の低下 | くしゃみ、鼻水、鼻づまり、発熱 | くしゃみ、さらっとした鼻水、鼻づまり、目やのどのかゆみ |
場所 | 主に副鼻腔 | 主に鼻腔 | 主に鼻腔 |
期間 | 症状が長引き治りにくい | 症状は徐々に軽くなりやがて治る | 症状が繰り返し起こり、原因がある限り治りにくい |
アレルギー性鼻炎は、くしゃみ、鼻水、鼻づまりの症状に加えて、目やのどのかゆみなど鼻以外の症状が見られます。
蓄膿症もアレルギー性鼻炎も症状が長引くのですが、原因が異なるために症状に若干の違いがあります。
蓄膿症は、どろっとした鼻水が出て、鼻づまりや集中力の低下につながります。
アレルギー性鼻炎から蓄膿症が引き起こされることもあるので、重症化しないうちに早めの手当てが必要です。
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